波型曲面梁

エンジニア: 山田憲明構造設計事務所

用途: ホール等の屋根

使用部材
サーフェイス: ディメンションランバー2×4~12

補強リブ: 構造用合板、OSB等

接合具: ビス及び釘

適用スパン: ~12m

本案は、水平に置いたディメンションランバーのレベルを少しずつずらしながら並べていくことで波型状の曲面構造をつくるものである。レベルのずらし方を調整することで曲面のライズを確保することができ、フラットなNLT構造よりも大きなスパンを架け渡せる可能性がある。ディメンションランバーの継手位置は、NLT構造と同様に、隣接する通りの継手位置とずらして配置する。スパン直行方向は面外剛性が低いため、一定間隔にリブ補強を必要とする。ディメンションランバーの継手間の距離を設けて隙間をつくり、吸音効果や軽快な美観を実現することも可能である。

サーフェイスとして谷部からディメンションランバーを1枚ずつ釘やビスで留めていき数枚を張る。

補強リブにサーフェイスを取り付けていき、

一体化する。

さらにサーフェイスを張り続け、

張り続けていき、

構造体を仕上げていく。

そして、出来上り。