櫛型レシプロ梁

エンジニア: 山田憲明構造設計事務所

用途: 住宅やオフィスの屋根、床

使用部材
ジョイストユニット及びリンクユニット: ディメンションランバー2×4~12

ストラット: 製材または集成材90×90~120×120

接合具: ビス

適用スパン: ~7m

対辺から相対するディメンションランバーを半ピッチずらして差し込むことでラップさせ、互いの先端位置に直行方向のディメンションランバーでつないだレシプロカル構造。ディメンションランバーの最大材長20フィートを超えるスパンにも使用可能。上下面がフラットなため、陸屋根だけでなく、高さ方向にスペースが確保しにくい中間階の床にも使える。ディメンションランバーの断面や並べるピッチで荷重やスパンの条件に適応させる。ディメンションランバー2材を一組のユニットにし、縦方向に配置したストラットで繋ぐことで、ビス留め程度の簡易な接合と繊細な美観を実現する。ストラットを少し切削してユニットを嵌め合わせることで、ビス本数を減らすことが可能である。

ディメンションランバーとストラット

ディメンションランバーでストラットを挟みリブをつくる。

スパン直行方向に繋ぎユニットを設け。

その上にリブを載せ、ビス留めをし一体化する。

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