事例紹介(十勝)
十勝での2x4工法の普及
十勝地区は次世代エネルギー基準(平成11年3月制定)による地域区分で現在の住宅で対応できる最高水準の気密性・断熱性が求められる「地域Ⅰ」に属する寒冷地で、その気候・風土・生活に合った優れた性能を持つ住宅が求められてきました。
2x4工法のシェアが新築戸建てで6割以上
昭和48年から建材店、工務店による取組みが始まる。
昭和53年に十勝2x4協会設立。

以後、グループ化によるメリットを生かし、
情報のオープン化と職人の養成が進んでいます。

施工事例
北海道の厳しい気候にも耐えうる2x4住宅の施工事例
基礎工事現場:基礎断熱工事
外壁通気工法:通気胴縁15x45mm@455mm以下
北海道の厳しい気候にも耐えうる2x4住宅の施工事例
壁:高性能グラスウール(別張り防湿材)
勾配天井:ブロア式(隙間なし、防湿シート)
壁:高性能グラスウール 厚み=140mm
北海道の厳しい気候にも耐えうる2x4住宅の施工事例
1階下枠シーリング
防湿気密フィルム 厚み=0.2mm
北海道の厳しい気候にも耐えうる2x4住宅の施工事例
1階陸屋根部分配管:結露対策/断熱材(ブロア方式)の欠損を補うため、配管の屋根面側に硬質ポリウレタンを使用したのち、ブロア方式断熱材を施工する。
建具まわり気密工事:
1. 開口部位置を対角カットする。
2. 幅切り及び折り曲げ
3. サッシ部分と防湿気密フィルムをテープ貼り(ブチル系合成ゴム)
4. 開口部コーナー押え(ポリプロピレン)
5. コーナー押えテープ貼り(ポリエチレンテープ)
北海道の厳しい気候にも耐えうる2x4住宅の施工事例
コンセント気密工事:
気密コンセントカバー
銀色のテープは加工・施工しやすい。
外壁ダクトまわり・床梁まわり気密工事:
気密テープ(ブチル系合成ゴム)