2X4工法
ツーバイフォー工法ーいま、人にとっていい家とは
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木の家であること
環境規制の厳しいカナダでは、資源採取、資源生産、建設、資材輸送などの各段階において、コンピュータによるシミュレーション・モデルで地球環境への影響を比較分析する「アシーナ・プロジェクト」が進められています。ここで3階建てオフィスビルを例に木造、スチール造、コンクリート造を比較してみると、驚くべき結果が判明。木造建築がいかに地球に優しいか、私たち日本人もあらためて見つめ直してみたいものです

使用する石油資源の合計として算出。エネルギー使用量が少ないということは、大気汚染物質の放出減少につながります。

資材生産の過程における温室効果ガス(一酸化炭素・窒素酸化物・メタンなど)の発生量を、ニ酸化炭素の放出量に換算し比較したもの。
ご存知ですか?木の魅力
木は伐採後200~300年間、強度.剛性ともにじわじわ上昇。
金属が熱で急速に軟化するのに対し、木は炎が近づくと表層部が炭化して火の進行をストップ。
木の断熱性はコンクリートの約10倍。鉄の約350倍。
木は湿度に合わせて自ら水分を吸収・放出する自然のエアコン。
ツーバイフォーってどんな家?

建築現場で木材を加工する従来の工法と異なり、あらかじめ規格化された構造用製材(ディメンションランバー)を使うツーバイフォー。日本でもJASで格付された製材だけでなく、カナダ規格の木材がそのまま使えるようになりました。
樹種と強度が明確に分類され、設計強度が確実なツーバイフォー。1本1本にサイズ・樹種群・等級をスタンプした製材は、仕口も極めて簡略化されており、ミスや無駄を出さず、スピーディな工事と建築のコストダウンが可能です。
カナダでは貴重な木材資源を永く後世に継承しつつ、産業資源として活用するため、計画的に植林と伐採を行なう保続生産体制を確立しています。ツーバイフォーが高く評価されているひとつのファクターです。