登録外国認定機関

カナダ林産業審議会(COFI)は1974年に日本事務所を開設し、カナダ産木材製品のPRとカナダの住宅建築工法であるツーバイフォー工法の普及啓蒙に努めてまいりました。この間の功績を背景に1986年には他国に先駆けて林産物JASとしてははじめて、日本農林規格(JAS)の構造用合板に 関する指定外国検査機関(FTO)の資格を取得し、また1991年には製材等に関しても同様の資格を取得しました。

FTOはそれまで海外でのJAS格付が不可能であったシステムを改善し、日本市場を広く海外に門戸を開く施策として採用された制度ですが、それだけに、FTOの取得に関しては、日本の品質管 理基準に基づいた品質管理を現地で実施することが厳しく要求されたわけで、COFIがカナダで実施していた厳しき品質管理システムが高く評価された結果でもありました。

その後JAS 制度が改正され、現在ではFTOの制度は廃止されましたが、FTOに変わる制度として登録外国認定機関(ROCB)という制度が創設されました。そして、この新体制のもとでも、COFIとカナダ合板協会(CanPly)、そして沿岸部のCMSAが新制度のもとで海外では最初のROCBの認定を受け、カナダでのJAS工場の認定業務と品質管理を実施しています。

カナダ林産業審議会(COFI)のJAS関連沿革

1987年(昭和62年) 林産物関連として初めて、JAS全般に関しても2番目の農林水産省指定外国検査機関(FTO)として指定を受け、海外からのJAS製品供給に対してもいち早く対応した。このFTOを通じて1990年11月までにBC州の12工場が構造用合板のJAS認定工場となる。
2000年(平成12年)

カナダの品目別JAS認定工場数

製材 1
構造用製材 2
枠組壁工法構造用製材 36
保存処理製材 4
構造用合板 13
構造用集成材 9
構造用パネル 12
構造用単板積層材 1
枠組壁工法構造用たて継ぎ材 4
単板積層材 1
合計 83
2001年(平成13年) 農林水産省の最初の登録外国認定機関(RFCO)として登録される。
2007年(平成19年) 農林水産省がJAS格付け製品の認証システムとしてISO/IEC Guide 65を採用したことを受け、カナダの3つの登録外国認定機関(ROCB)COFI, CertiwoodおよびCMSAの品質管理手法の変更を終える。